選挙が始まった。だから政治についてなんか思うこともある。今回のごたごたは特別な感じもするけれど驚きはない。しかしまともに考える気分でもない。政治についての思い込みみたいなものたちがすべて失効していたののはわかっているつもりだったから新たに…
古本屋で雑にワゴンの中に置かれてあった百円の「図説日本の古典17上田秋成」に今はやりの伊藤若冲や曽我蕭白の絵などが入ってけっこう良くてまたびっくりするほど安いので買った。その本に解説者の松田修の書いているのを読んでみた。その中で印象に残っ…
先進国の間では、たとえどんなにメンドクサイもめごとが起こっても、いきなり戦争で決着をつけるなんてことはまずありえない。技術が進みすぎてしまっているので、勝った方も、負けた方も、その損失、後始末を考えると、戦争なんてあり得ない、事実上不可能…
子供が大人になること、それは、成人式つまりは通過儀礼、それは、伝統的な社会では、イニシエーションとして設定されていた。国際社会、もしそんなものが本当にあるのならば、北朝鮮は、若い子供である金正恩はそれを「通過」しなければならないだろう。イ…
子供の時に初めて見たプロレスは真実の試合だった。それがどんなプロスポーツにも似ていないことが分かるには大した時間はかからなかった。プロレスはひとりひとりの心の中にだけ真実があるだけで、現実の真理とは何の関係もない。オリンピックはナショナリ…
トランプは何をするのだろうか。普通に考えると、とんでもないことになってきているのではあるが、でも日本じゃ「とんでもないことでございます。」みたいなことは何だか普通のことになっているみたいだし、われわれ日本人たちは、なんか気楽にしている。「…
ショービニズムとは編集 Chauvinism(英)、Chauvinisme(仏) ショービニスムとも。愛国主義ないしナショナリズムの極端なもの。自国を実像以上に誇るとともに、他国に対する攻撃的な姿勢を示す。一般に排外主義と訳される。 自ら帰属する集団への偏愛と他…